読書記:大前研一著「サラリーマン『再起動』マニュアル」

まさに自分に向けられたタイトルだ。
40歳まであと5年。この先5年間は、「金」「時間」を少しも無駄に費やすことなく我慢と節制と自己投資に注ぐつもりだ。
垂直跳びでいえば、この先5年間は、ひざをしっかり曲げる時期。
そう思っている自分が正しいことを確認したいために読んだ。
自分には、何らかの課題設定を与えられた場合は最短距離でゴールに向かうことができる。
でも「ビジネスに答えはない」。「もちろん人生にも答えはない」。さあどうする。
【気づき】
■親は、子供に「お金」を使うよりも、「時間」を使うべきだ。
■いざという時のための情報を全方位で仕入れたほうがよさそうだ。事象から自分なりの解釈を作っていくための仮説構築力が必要だ。
■若手には個々人の「ヒーロースポット」を見つけてやり、そこでモチベーション高く仕事をさせてあげる。
■自分は「総合力」そして、プロデューサーとして「情熱製造機」たれ。
■プレゼンを成功させる「三つの質問」。意志決定をもらうプレゼンをするためには企画に対する疑問点が3つ出てくるようにして、その答えを用意しておく。
普通、人はせいぜい質問しても3つまで。それで説得する。
■「社長、私が10か所の工場候補地を調査した結果、工場を造るならチェコかトルコです。この2か所は甲乙付け難いので社長が決めてください。では、なぜ他の地域がダメでチェコとトルコがよいのか、その理由を説明します」
 →これなら、社長が自分ごと化して、聞き耳を立てる。もし状況が変化しても、その変化を真っ先に社長に伝えれば「どうなってるんだ!」ということにはならない。
■「私が考え抜いた結果はこれです」と、「イエス/ノー」を相手に迫ることができる訓練を常に積むこと。

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「再起動」だけぢゃな …
結果論じゃないの?  …
必ず眼を通します。  …
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