読書記:グロービス著「ビジネス仮説力の磨き方」

仕事とは仮説作りの連続である。
特に広告会社は仮説作りが仕事そのものと言えるし、仮説が商品そのものとも言える。
つまり、広告もプロモーションも仮説として世に出ているわけだし、結果はやってみなきゃ分からない。
やってみたところで、最後まで結果が分からないことも多い。コストをかけた意味があったのかどうかと。。。
一方で、「仮説検証」は疎かである。競合コンペを除いては・・・。
常日頃、仮説検証を定量的に裏付けることは稀だ。
とんがった仮説アイデアは面白さと多数決で評価され、それは検証されたものとみなされる。
得意先に提案した場合も同じだ。「得意先の好み」により仮説は実証されたものとなる・・・。
プロモーションは、商品の売上にそれほど寄与したのか最後まで見えないことが多い。
まあ、実際その結果が見えちゃったら、自分たちの首を絞めることになるかもしれないが。。。
そういった文化もあり、検証能力が育っていかない気もする。
例えば新規事業とかは、仮説と検証の連続だと思うし。。。
あらためて仕事とは仮説づくりの連続である。
そのことを強く意識していたいと思う。これは仮説だ、これは仮説だ、と。

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