グロービス:リーダーシップと人材マネジメント基礎day4

今回のクラスは日曜午前で昼から別の用があることが多く、今日でday4なのに一度も勉強会に参加していないし、他のメンバーとの交流が今までのクラスと比べて極端に少ない。
もったいないと思う。。。
今日のテーマは人事制度について。
①人事制度は、企業にとっての「コスト」である人件費の適正配分の仕組みであると同時に、戦略的視点に立てば、ヒトというリソースに最大限成果を発揮させるための仕組みである。
・したがって、企業のKSFと制度の整合性が重要である。そして人事制度は会社の方針を示し、社員の行動に影響を与えることができるものだ。
・しかし、いくら優れた制度でも、肝心の「ヒト:社員」が納得・腹落ちしていなければ、まったく効果を発揮しない。
→つまり、人事制度を分析する場合は、制度そのものの問題と運用の問題を分けて考えるべきであり、往々にして、「運用」の問題が多い。
【【具体的な運用の問題点として、、、】】
・戦略ビジョン、制度目的の理解・共有の不足(社員の腹落ちがないと機能しない)
・経営陣、人事からの「大掛かりな」メッセージポーズはあるか?
※うちの会社では人事関連の制度変更がメールでピヨーンと送られて終わり、とかある。
・評価基準や配慮(特に低処遇になりうる社員に対するメンタル配慮)はあるか
②HRMの分野が経営戦略におけるKSFになりうることは無い。人事制度の変革によって成長戦略に向かうことは少ない。→あくまでHRMは戦略遂行のためのサポート機能
③人事制度は採用→配置→評価→報酬→育成といった一連のシステムトータルで考えるべき。すべてが整合した制度でなければ効果を発揮しない。