読書記:津田大介著「Twitter社会論」

Twitterのアカウント登録したは良いが、いまいち活用できていないし、何をつぶやいたらよいか分からない??ので、手に取ってみた。
この本を読む以前の、自分なりに感じていたTwitterとは・・・
・承認なくフォローできる点でMIXIと異なり、自由な感じ
・文字数限定の気軽さは、リアル空間で口で発言するのに近い感じだなあ
・イランの反政府運動か何かで、市民の情報流通基盤として活用された
というありふれたもの。
本文でも「原始インターネット」というコトバが出ていたが、それは自分が感じたいたイメージにも近い。
ものすごくインターネットの本来の基本に立ち返ったサービスだ。
Twitterがあれば選挙が要らない。極めて民主主義のツールだと思う。
世界中の人々がリアルタイムでつながるネット本来の姿だ。
Twitterはシステムではなく、神経系。というコトバが印象に残った。
Twitterに対して肩肘張らず接していきたい。
何か明確な目的をしっかり持つか、あるいはまったく目的無くつぶやくか、どちらか二者択一だなあ、という結論。
【Twitterの6つの特徴】
リアルタイム性、伝播力、オープン性、ゆるい空気感、属人性が強い、自由度が高い
【既存メディア、ジャーナリズムとの関係性】
伝達、監視、アジェンダセッティング(議題設定)というメディアの機能すべてにおいて、既存メディアの補完として機能。
特にスピード、リアルタイム性においてはTwitterは明らかに既存メディアより優れている。
一方で情報の信頼性をどう担保、裏取りして価値あるものにするか、が既存メディアが生き残るカギとなる。
【企業のtwitter利用の4つのパターン】
直接型・・・正々堂々とプロモーションや広報で活用
間接型・・・企業内個人として活用
内部型・・・企業内のコミュニケーションでTwitterを活用
情報収集型・・・コンシューマーへのリサーチ母体として活用

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