昨日、前職でお世話になった大先輩と久しぶりに食事をした。
怖い営業だった。顔も怖いし、目つきも怖いし、仕事に対する厳しさも相当なものだった。本当に怖かったなあ。
気軽に世間話さえ出来なかった。なんせ世間話にさえロジックに穴があると突っ込んでくる人だったから。。。
こんな怖い人がいるんだなあ、と感心していた覚えがある。
だからこそ、まだ半人前だった僕は「この人に認められたい」という気持ちで必死に仕事にしがみついた。
そして最終的には、その先輩に認められる存在になったと自負している。
けれど決して仕事のクオリティを認めてくれてたわけではなく、きっと当時の僕の「仕事に対する必死さ」が先輩の心に響いたのだと思う。
ひとしきり昔話をする中で、やっぱり当時の「必死さ」をお互いすごく覚えていて、どんな仕事をどういう気持ちでやっていたかは忘れたが、とにかく必死だった、、、というようなこと。
最近は、うちの会社も売上低迷で仕事の効率化や工数削減という方向が強調されているが、やっぱり仕事人としては前後の見境なく必死に働きたいと思う。
たとえその動機が「人に認められるため」という、やや不純な理由ではあったとしても、必死で取り組むことで最終的に得られるものは、とてつもなく大きい。