読書記:須田和博著「使ってもらえる広告」

広告が見てもらえなくなっているなら、役に立つ、使ってもらえる広告を。という主旨。
つまり、名入れノベルティ文具。
でも、WEBの世界なら名入れノベルティだとしても、そのやり方はいくらでもある。
UNIQLOCKとか。。。そうなのよ、UNIQLOCKは名入れノベルティなのよ。全世界共通の。
著者が言う、「広告表現」を突き詰めて生活者を振り向かせるのは限界が来ていて、だからこそ役に立つ広告の時代が到来した(ブランデッドユーティリティ)、、、という主旨には、
自分は半分共感。半分はまだクリエイティブの力を信じてるかな。
クリエイティブには、まだまだ一瞬にして問題を解決してくれる力がある。
広告が効かない時代だけど、それは情報量が多すぎて相対的な効力が弱まっているだけ。
一瞬にして人を動かす力は、まだまだあると思う。
あと、「全員シロートの時代」というキーワードが頭に残った。
確かに自分もほぼ同じ仕事をもう7年近くやってるけど、ここ1、2年の環境変化で通用しなくなった常識があるし、逆に新しく身につけねばならなくなった考え方もある。
とかく、社内にノウハウが足りない時は「社外のプロフェッショナル」を探したがるが、意外と見つからないことのほうが多い。世の中全員シロート、と割り切って、自分たちでもっと汗をかくべきだ。

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