ドラゴンズ:各チームと一通り戦って。

週末のジャイアンツ戦を1勝2敗で凌ぎ、これで5球団とひと通り戦った。
落合監督もコメントしていたけど、まあジャイアンツに3連敗しなかっただけ、よしとすべきだと思う。
残念ながら、力の差は大きい。余程のことがないと優勝できないなあ。
15試合戦ってカード負け越しは対スワローズとジャイアンツ。
また今年も「ドラゴンズは、強いチームに弱い」。まあ、当たり前なんだけどさあ。
CS進出はジャイアンツ、ドラゴンズ、スワローズでほぼ決定か?
今年の落合監督は見ていて2つの変化がある。
ひとつめは、「よく喋る」。
中スポのオレ語録のスペースが、例年よりも明らかに大きい。
監督なりの今年の意図があるんだろう。
もうひとつは、よく動く。
セサルのスタメン落ちが意外と早かったし、大島、松井佑も今日2軍落ちだし。2番と7番はほぼ日替わりだし。
昨年までは「レギュラー固定」制だったけど、今年は調子いい選手を入れ替えて凌いでいくスタイルか。
落合監督のすごいところは、何らかの環境変化に合わせて、「平然と」自分のスタイルを変えられるところ。
オレ流オレ流って言われるけど、その流儀は、実は常に変化してる。
たぶん監督本人は、選手時代から自分で「オレ流」とは一言も言ってないはず。たぶん。
選手の話。
投手陣は何と言っても中継ぎ陣が素晴らしい。右左、オーバースロー。サイドスローとバラエティに富んでるのがいい。さずが森コーチ。
先発陣はまあこんなものかなあという印象。この先、朝倉、中田、川井、昌をまぶしながら、調子のよい投手をツギハギで活用するのではないでしょうか。
ひょっとしたら先発陣で10勝投手が居ない、でも優勝!なんてこともあり得る???っで、チーム最多勝は浅尾。
野手陣は、
荒木の存在価値が無くなってきたというのが一番の印象。
ここ数年、セカンドの守備と走塁という絶対的な強みがあってこそ、淡泊な打撃と出塁率の低さに目をつぶってきたんだろうけど、ショート守ってて足が本調子ではない今、あんま価値がない。
もともと荒木は打ってから走り出すのが遅いから際どい内野ゴロも少なく、見てて魅力が少ない選手になってる。
また、ショートの守備は予想通り?「ナイスキャッチはするけど内野安打」、ってのが多い。
好きな選手だけに、もう一化けして欲しいんやけど。。。
やっぱりこのチームで、どのチームに行っても活躍できる一流選手は、和田と井端。
どんな状況でもしっかり結果を残せるのは、さすがだなあと思う。
そしてセサルの話。キャラ確立。
何とか交流戦開始前までに、日本野球に慣れてそこそこのアベレージを残して欲しい。
それが無理なら早めに下げて、堂上兄や平田、藤井にチャンスを与えてほしいな。