広告会社の提供価値は、「アイデア」であり「クリエイティブ」。それがすべて。
だから、クルマが工場で造られているように、広告会社の商品は「会議室で創られている」。
だからこそ、もっともっと会議の進め方は標準化すべきだと思う。
常に優れたアイデアが出る工場にならなあかん。
そして、個人や組織が有する固有の強みとして確立していかなあかん。
標準化と書くと、なんだかつまらない会議になっちゃう印象があるけど、そうじゃなくて。
会議作法だけはがっちり標準化されたお皿。皿がしっかりしてればいろんな盛り付けアイデアが出来る。
今日は東京出張ついでに、「家弓正彦さんの仕事塾」に参加。テーマはファシリテーション。
参加費が無料じゃなくて1万円でもなくて、「2,000円」っていうのが、行きたくなるシズルを出してる。。。
開始時間19時のギリギリにつくと、思ったよりもたくさんの人が。70人くらい、とのこと。
正面のスクリーンには、twitterをやってる方は「家弓正彦の仕事塾なう」とつぶやいてください、という指示が。。。
素直に従うと後でなんかプレゼントとかあるかも、、、って、ねえよな。
「なう嫌い」な僕は、ためらって「なう」の二文字だけは打たず。
「なう」まで打てば、何かもらえたかも、、、ってねえよな。
さて本題。今日のセミナーではミーティング・ファシリテーションを、
before→opening→interaction→closingの4フェーズに分けて重要なポイントを解説。
押さえるべき構成のポイントや、捌きのコツなど、実践で役立ちそうなことをいくつか学ぶことが出来た!
【気づきポイント】
・どうやら、事前準備~オープニングまでで成果(アウトプット)の半分以上は決まりそうだ。
・どうやら、同様にファシリテーターの力量如何で成果(アウトプット)の半分以上が決まりそうだ。
・逆に言うと、「ファシリテーターの力量以上の成果が出る可能性は低い」と感じた。
・特に拡散系のアイデアブレストでは、様々出てくるアイデアの中から「大きく育ちそうな芽」や「得意先に刺さりそうなキャッチーな切り口」を見極める選球眼は、ファシリテーターが鍵を握っている。だから、ファシリテーターは会議を仕切ると同時に、アイデア品質の全責任を負っている。
・積極的に発言しづらい若い社員とか、本社と支社のメンバー混在会議とか、テレビ会議とか、、、意外とラポール形成が必要な場面ってあるけど、社内会議ではその辺が結構おざなり。
思い切って社内会議でも自己紹介タイムから始めるってのも、たまには良いかも。
・ファシリテーターは質問力がと~っても大事。拡散のための視点提供質問や発言品質管理のための掘り下げ質問など、ミーティングは「質問」によって、先へ先へと進んでいく。
いろいろと気づきの多い、充実したセミナーでした。
あらためて、まとめねば。
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ミーティング・ファシリテーション 日常のインプットとアウトプット/ウェブリブログ