読書記:山田まさる著「脱広告 超PR」

オフィスに転がってたから、特に目的もなく何の気なしに読んだんだけど、意外と良かった!この本。
意外と良かった!って思えたのは、きっと「タイトルがいまいち」だったからかも。
だって、「脱広告」って否定的な書き方してあるからさ。
どうせ広告は効かない世の中なんだからPRで!っていう戦術レベルの内容かと思った。
けど意外とそうじゃなくて。
基本的には戦略PRの内容なんだけど、戦術レベル(手法論)の話だけじゃなくて、「コミュニケーションは戦略の転換が必要!」という気合で、体系的に書かれていたので好感が持てたのよ。
この手の本には珍しく一気に読めました。
この手の広告関連の本は、たいてい「広告が効かなくなった」ってことを前提に語ることが多い。例にもれず、この本もそう。
いつも思うけど、昔だって広告が効いてたかどうかなんて分かんなかっただろーーって思う。
そりゃあ、広告の「存在感」は昔のほうがあったけどさ。
あ、話それた。
さて、「戦略の転換」の話。簡単にいわっせるね。
「伝える」から「動かす」へ。「お知らせ」から「提案」へ。「1 to n」から「n to n」へ。の3つだそうです。
あれ、結構もう転換できてますよ、僕の知識としては。
実践できてないですけどね。。。
だからこの本は実践的に書かれている。
一番印象的だったのは「情報クリエイティブ」ってコトバ。
情報氾濫の中で生活者が「聞く耳」を持ってくれるためには、提案力のある情報が大事ってこと。
つまり、事実をどのアングル見て、どう加工すれば、生活者に響く情報になるか、それこそクリエイティブ。
感性で情報バリアを剥がすのが「突っ込みどころのあるクリエイティブ」なら、意識(理性)で情報バリアを剥がすのが、「提案力のある情報クリエイティブ」ってことか。
今回はその情報クリテイティブをどう作り上げて、どう広めていくかっていう戦略立案のプロセスの話。
ステップは4つ。
①洞察(1 to 1)
 ↓
②説得(n to 1)
 ↓
③拡声(1 to n)
 ↓
④連鎖(n to n)
それぞれのステップで気になったこと。
①洞察
メディア、生活者、流通、有識者の4つの視点で情報クリエイティブのパワーをチェック。
②説得
キーワードにする。話題喚起問題提起のシナリオを作る。
③拡声
誰がターゲット?何を伝える?話題が広がって認知がとれればOK、じゃないでしょ。
④連鎖
伝わる原動力は、受け手の気持ち。同じ情報を右から左へくちコミしてくれるわけじゃない。
あ、分かった。この本に好感が持てた理由が。
このステップはPRの戦略立案だけじゃなくて、コミュニケーション全般でも当てはまる汎用性がある体系だからやな。
広告やPRの世界だけじゃなく、相手に「聞く耳」を持たせた時点で、コミュニケーションの半分達成!
だからこそ、「聞く耳」を持たせることに全力を尽くすべき。

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