佐々木俊尚著「キュレーションの時代」

そういえば、「くちコミ」ってコトバは死語になったな。。。
とか、ぼんやり考えてみるものの、
この本を読み終わって2週間経ったが、書き残したいことが整理できてないなあ。
この本の主旨はシンプルなんだけどね。
マスメディアの低迷と同時進行で、
「今はキュレーターの時代」。
無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有をする存在。視座を与えてくれる存在。
マスメディアと台頭な存在、もしくは代替機能と言い換えても差し支えないと思う。
雑誌の編集長だったり、新聞のデスクだったり。
著者のツイートがそれを実践しているからよく理解できる。
あくまでこれらはメディア論としての話。
こういった背景を踏まえて、広告ってどうなるの?という視点で考えると、うまく整理できないんだな。
この本のあとがきに書かれていることが気になる。
「旧来の広告は消滅します」、とか、
「ソーシャルメディアが台頭しているが、広告ビジネスはいまだ戦略性に欠けている」とか。。。
世間で様々語られているし実感していることだけど、そこまで断定するほどじゃない。
う~ん、そろそろ広告関連のベストセラーが出てきて欲しい時期だなあ。。。
って、人頼み。
・本来の機能消費と、社会性や人との関係性に基づいた「つながり消費」へ。
・西洋のホストとゲストの関係性ではない、日本文化がはぐくんだ主客一体の相互コミュニケーション