こういう本がいずれ出てくるんだろうな、と思っていたけど、
いきなり出ていた。。
落合采配が、これからのビジネス界におけるマネジメントでも大いに参考になる、という主旨。
落合采配の凄さを知り尽くした自分にとってはあまり新鮮な情報はなかったのだが、、、
名著ビジョナリーカンパニーで語られた、
「リーダーは時を告げるのではなく、時計を作る」というフレーズはなるほど、と思った。
つまり、指示型待ち型の組織ではなく、プレーヤーが勝手に動く体質の組織にさえすれば、
リーダーは黙って座っていれば良い、という
まさに落合式マネジメント。
落合監督は完全に選手の野球に対するプロとしての姿勢・メンタル体質を入れ替え、
勝ちに結びつける「仕組み」を作ったから、
落合監督がいなくなっても、今年もやっぱりそこそこ強い。
「遺産」という言葉は相応しくないから、「強い組織の仕組み」が定着しているということ。
どこかのだれかの言葉で、
「成果を出すだけならまだ三流。人を育てて二流、いなくなっても成果が出続ける組織を作って一流」、みたいな言葉があった気がする。。。
まさに落合監督やなあ、、と。