クルマを買った。新型パンダ(1)

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まさかパンダに戻るとは。笑
先日、9年乗ったアルファ147を手放し、三代目パンダを買った。
初代パンダ→147→そしてパンダに戻った。
新しい車の喜びより、147と分かれる寂しさのほうがだいぶん大きい。

当分5,000回転の悦びを味わえないと思うと、寂し過ぎる。
9年乗ったけど、最後の最後まで、車に乗る前のわくわく感があったもんなあ。
ということで、車の買い替え、その気持ちの動きを、徒然なるままに書いてみようと思ふ。
147が9月で9年目車検ということで、まあ春くらいから買い替えをずっと考えていた。
というより、ここ2年は考えていたなあ。7年目車検のときも通すか迷ったしなあ。
でもその時は、タイヤ変えて間もないし、5年でタイミングベルト変えてるから、なんかもったいないし、
ていうか、この車を手放したくないし。ってことで車検を通して、147を楽しんでいた。
あ、この147、3年でパドルシフトのパドルが落ちた。
パドルって落ちるんだあ。。。って、冷静に思った。落ちるパドル。
そしたら、お店の人、
「あ~、パドルは取れて落ちますよ」って。
懐かしい。
あと、何回か道ばたで止まった。
フロントの素敵なアルファエンブレムはもう黄ばんで剥がれて、爺さんの歯のようだ。

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あとは小回り効かねえし、出足は悪いし、シートは大好きだけど熱いし。

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他にも、面倒なとこ多いけど、
5,000回転の、あの悦びを味わえないと思うと、寂し過ぎる。
悦び、と書くと、いつも志保美悦子を思い出します。悦子の母乳だ、も思い出すなあ。ガンズの空耳。
それほどまでにアルファサウンドは悦楽。
あと、ただ単にギア比が高いだけの、切れ味鋭いハンドリング。即アンダーステア。。
それもまた好きでした。
交差点の左折で、手を持ち替えずに曲がれるあの感覚が好きでした。
やっぱりずっと乗っていたいなあ、と思っていた。
でも、主に平日に乗るのは嫁さんだし、いつ止まるか分かんない不安を抱えるのも申し訳ないし、
やっぱ買い替えだなあ、そうなるとジュリエッタなんだろうなあ、となんとなく思っていた。
自分の中で他の選択を探すフリをしていたけど、心の中はジュリエッタしかなかった。
他の選択はなかった。
むしろ、買い替えるくらいなら車無し生活でも良いんじゃないか、と思った。2分ほど考えたけど、その選択はあり得なかった。
国産も頭を巡らせた。2分ほど想像してみたけど、その選択はあり得なかった。
高い車買えないし、むしろ高いお金を車に投じるのもどうかと思っていた。
そういう意味ではジュリエッタはちょっと重い決断な金額であることも確かだった。
でも、やっぱりジュリエッタなんだろうなあ。
でも、キャンプも行くからカングーもあるなあ、と。
でも、背の高い車の走りのつまらなさは我慢できないだろうな、と。
シトロエンも最近のデザインは凄い好きで、空が広く見えるC3に試乗したけど、
走りのがっかり感は半端なかった。
DS3もDS4も素敵なデザインだけど決め手に欠けた。
やっぱやっぱジュリエッタだなあ、と。
ってことで、近くのアルファ名東に行った。
ジュリエッタを試乗するのは、なんやかや3回目。最終確認の意味で。
そしたら、そこに、ちょこんと、新しいパンダがいた。
続く。