【ロゲログvol.7】信州長和ロゲイニング2020

今シーズン初戦の霧ヶ峰ロゲの翌週。2週連続のロゲイニング参加。

友人2人と、ソロで出てみた。
初めてのソロだから、今日は自分との戦い。完全燃焼しよう!となぜか熱く心に決めていたw

諏訪から上田に抜ける途中にある長和町の里山メインのフィールド。高低差は最大300m。

ロゲイニングの楽しみは、
予習→レース直前の作戦→レース→自己結果→他参加者のルートチェック→反省会(飲み会)と、レースを中心にその事前事後まで横断的に丸一日楽しめるところにある。

コースディレクターの意図を推理したり、人が辿ったルートを研究したり。だから友人とソロ×2で参加する、というのは異なる考えを比較できる分、さらに2倍楽しい。

(予習)
当日、少しだけ早い時間に到着したので、車で周辺を少しだけ巡った。ひとつは最高到達点と思われる峠の勾配を確認。もうひとつは平地エリアのゆるやかな勾配の向きをチェック。

これで、おおまかには時計回りで山に入るべき、という予測プランを立てておいた。

(作戦)
先週の反省をいかし、前半から欲張っていこうと決めた。一筆書きで取れるポイントは全部取って行こうと。

S-80-31-32-103-102-43-74-45-151-60-82-76-87-104、ここまで決めておき、時間との相談で行けるだけ南下。最後に34-75を通過してゴール、ということを決めておいた。

行けるところまで南下して途中で折り返せばよいので、後半のプランも立てやすいと考えた。

(レース)
長雨が続いたが奇跡的に当日は朝から晴れ間も見え、明らかに蒸し暑い。熱中症に気を付けるべく水分多めに用意。
スタート後、予想通り多くの人が同じルートを選んだのでややハイペースな集団に飲み込まれていきなり厚い。ちょっとへばった。

でも予定通りのプランで順調に進む。途中の山中ではトリッキーなポイントもあり、面白いコース選択が出来たし、104長久保城址の登りの時にスコールがあって、逆に気持ちよかった。

そしてレース後半、2回、自分を奮い立たせた。

1回目はラスト40分時点。

ラスト40分時点で100に居ないと間に合わない、と設定していたが、その時点で77に居た。100を諦めて折り返そうと思い北に向けて歩きかけた。このままであればのんびり歩いて余裕をもってゴールである。
しかし、「いやいや、完全燃焼せな!」ともう一人の自分が囁いた。

100-35を取れば、最悪時間がなくてラストの34-75を諦めてもそのほうがポイントが高いから、という計算もあった。

即、折り返して南下、100を目指した走り始めるストイックな自分が居た。

100は神社の中にある名水ポイントで水が美味く、生き返る。
そして、平地をひたすら北上してゴール方面に向かう。

当初プランである34-75に立ち寄ってフィニッシュできるかどうか微妙な時間になってきた。

ここで2回目の奮い立ち。

粘れ、諦めるな、と自分が囁く。

別に何かが懸かっているわけでもなく、お金をはらって参加している、休日のただの遊びである。

それなのに、もう一人の自分が囁くのだ。なぜ困難な道を選ぶのか?
この感覚は久しぶりだ。笑

結果、かなりしんどいラストになったが、なんとか予定どおり34-75で締めることができ、結果タイムリミット7分前にゴール。
なんだ、まだ時間余裕あるじゃん。。

いずれにせよ体力的には完全燃焼。
気持ちのよいレースだった。

結果は男子ソロ24人中10位。

今の自分の体力からすれば、MAXのスコアだと思う。満足。