ヤラせとソーシャルの狭間で

twitterを一瞬賑わした孫さんと浜崎あゆみのやりとり。
今度は「iPhone4のカバーをデザインしてください!」、と孫さんが浜崎あゆみに依頼。。。
すいません、今回のブログタイトルは、とある数名の方(その一人は弊社の敏腕色黒ディレクター)のブログタイトルをパクりました。
孫さんと浜崎あゆみのコトの真相は分からない。
ヤラせなのか、自然発生なのか。
でも、これだけソーシャルメディアが台頭して、国民誰もが全国民に対して情報発信できるようになると、ヤラせと自然発生の垣根がなくなる。
ヤラせって言葉の意味は、たぶん、、、
・偶然を装ってはいるが、実は計算され仕組まれたこと
・第三者のふりをして客観的な意見をするも、実は発信者は情報発信の当事者であること
てな感じか。
ソーシャルメディアの台頭により、組織という枠組みから離れて一個人として発言できるようになっちゃったもんだから、「ヤラせ」という社会的な立場が存在する前提の行為が意味をなさなくなる。
一個人として言いたいから言ってる。
一個人としてオススメしたいからオススメしてる。
たとえ、この行為が「ヤラせだ!」と言われても、ヤラせであること自体でちょっと広まる。ちょっとだけね。
我々は広告人のはしくれとして、これからは会社という枠を外して一個人として、自分が広めたいことを宣伝して行くくらいの気持ちが必要だ。それは決して「ヤラせ」ではない。
今も昔も広告会社のミッションは、「得意先の商品をひとつでも多く売れるようにすること」、だから。
そうなるとマーケティングの4Pのうちの「プロモーション」は、徐々に「流通チャネル」との垣根がなくなる。
すでにネット通販とかは、「販売チャネル=プロモーション」なわけだし。
だから、その反対として広告会社は徐々に販売代理店になってくる。
得意先の商品をひとつでも多く売るためには、広告をするよりも「自分でオススメして、自分で売りさばく」ほうが早い!となる。
さあ、で、広告会社はどうやって儲けるの??