テンカラの優しい鬼~マンツーマンの鬼塾~

昨夏のこと、
テンカラの鬼、榊原正巳さんから
マンツーマンでみっちり指導してもらった。
その名も「鬼塾!」
http://www.oni-tenkara.com/
http://www.oni-tenkara.com/oni-blog

榊原さんとは、
一昨年、テンカラ始めた頃、
石徹白アウトドアフェスティバル
テンカラ体験教室でお世話になったのがきっかけ。

その時は大人数での体験だったので、
さすがに、みっちり教えてもらう、とはいかず。
それ以降、丸1年、もう完全な自己流でやってきたから
いつかはしっかり教えてもらいたいと思ってて、
ついに実現できた。

決して安い金額ではないけれど、笑!
圧倒的に金額以上の得るものがあって、
大満足!!な2日間でした。

まず初日。

朝9時集合の約束だったが、
もう我慢できず家を5時に出て、
石徹白には6時半過ぎに到着。

集合時間までの間、
これで人生最後となるであろう、「自己流テンカラ」を楽しむ。。

釣れた!さすが石徹白。釣れる。

と、気分を良くして、
榊原さんが待つ、「ペンション大杉」へ。

榊原さん、これ以降は師匠と呼びます。。

で、さっそく師匠と合流、
石徹白川上流へ車を走らせ、
八反滝の駐車場付近に車を止め、そこから釣りあがる。

午前中は、手取り足取りで基本的なことを教わる。
おもにポジション取りや、ポイントの見方について。

ポイントの数が半端ない。
これまでの自分と比べると3倍以上。
えー、そこも釣るの?って感じ。
しかも狙うポイントの順番もかなり理屈が通っている。

最終的に狙うべき「絶対そこ魚居るだろう本命ポイント」を
ゴールに設定して、そこから逆算逆算で、
どういう順番でポイントを狙っていくかを、
先天先手で計算しながら釣りあがる。
まるで将棋である。

移動しないで打てる場所は全部打て。
流心の波で隠れろ。
開けた場所はバレるから先に打て。

とか。
教えてもらったこと全ては書けないけれど、
そんな感じでみっちりと。

師匠の背中↓↓

あと、大きな学びだったのが、
師匠の「狙いの粒度」が劇的に細かいこと。センチ単位。

「違う!もう10センチ左狙って!」って言われて、
ホントその通りに釣れた時は感動した。

魚にとっては、センチ単位で
「食事のしやすさ、隠れやすさ」が変わってくるのだ。
たぶん、今までの自分には、
「魚に食事をしていただく精神」が無かったんだと思う。

流れがゆっくりのほうが食べやすいに決まっている。
食べたらすぐにお家(岩陰)に帰れるほうが食べやすいに決まっている。
お家(岩陰)で食べれるなら、それに越したことはない。

そんな感じ。
落ち着いて外食、もしくは宅配ピザの精神である。

そんなこんなの大きな学びを得た後、
午後は「目標5匹!」を目指してさらに上流へ。

結果、夕方まで粘って釣果6匹!
ここでも、師匠からいろんな心得を学ばせて頂きました。

夜は、師匠夫妻(テンカラの鬼とその鬼嫁)が
シーズン中に滞在している民宿で御世話になり、
おいしい晩御飯を食べながら、毛鉤を巻いたりして楽しんだ。

鬼とか鬼嫁、とか名前は怖いですが、
とっても優しい、温かい方々です。(念のため)

2日目も、もうお一方仲間が増え、
最後のおさらい的に釣りを楽しみ、
結果、2日間で12匹と、これまでの数年間の釣果を
一気に超える勢いで釣ったw

いやあ、楽しかったし、
数段レベルアップした気分。

この経験で一番分かったこと。それは、
「魚が居るところでないと、魚は釣れない」ということ。

来年も石徹白に通います。

釣れない日の見極め

 

昨夏のこと、
ルアーの友人と石徹白川へ。

台風一過で、晴れ間は出ているが、
川は当然、水量多め。
テンカラが出来るギリギリの線かなー、と思いつつ

いざ釣り始めると、
ルアーの友人が一投目でさっそくヒット。
きれいなイワナを釣り上げた。

おー、いいじゃん、釣れそうじゃーんと
気を良くして釣り上がるも
その後は僕も友人もパッタリ当たりが出ず。

結局、本流ではゼロ。
午後から気を取り直して支流で釣り上げることは出来たが、
午前中の貴重な時間がもったいなかった。

食いが悪い場合の、見極めと判断を早くせねば。

ただ、友人の一投目のヒットがその判断を鈍らせた。
「今日はいける!」と思ってしまった。

きっと、ルアーだから水深が深いとこで出たのだろう。
この日は水量が多く流れも速いから、
食いが渋く魚は水面に上がってこなかった。

釣れたから、今日は釣れる。

ではなく、今のはなぜ釣れた?と
もう少し丁寧に考えれば、

ルアーとテンカラの違いまでを考慮に入れて、
もう少し早く判断が出来たのにー、
という真面目な反省。

食べたくても食べられないのは魚のほう。

昨春に石徹白川に行ったときのこと。

石徹白で坊主は無いだろう、と
余裕な気持ちで行ったが、
結果、ツルッツルの坊主。

当たりは4,5回あったけれど、
釣ることはできず。

「出るが、食ってない」

ここで気になったのが、

魚のほうが食わなかったのか、
それとも、
食おうとしたが、食えなかったのか。

今までは
「魚のほうが食わなかった」という考えしか
持っていなかった。

何か怪しい!いつもの食事と違う!とか、
直前で魚がそう判断したんだろうなー、と。

でも、あまりにも悔しかったので、
ちょっと視点を変えて振り返ってみた。

魚のほうは食べたかったのに、
上手く食べさせてあげられなかったのだ、と。

そうすると、きっと対策は変わってくる。

・毛鉤の流れのスピードが速すぎて食べづらかった?

・毛鉤の流れのスピードが変化して、タイミングが合わなかった?

・近づいてみたら毛鉤の大きさがイメージと違った?

とか。

どれも仮説だけれど、
いずれにせよ、
魚の立場になって、食べやすく流す、つまり、
「食べさせてあげる」という感覚が大事!な気がする。