山口周著「劣化するオッサン社会の処方箋」


ことごとくオッサンをディスる本。笑

ただし、「オッサン」という言葉や、
あるいは「青春」という言葉も
人生における特定の年代のことを指すのでなく、
何歳だろうと、「気持ちの持ちよう」次第で
それに該当するのだ、と。

「年長者を敬う」という道徳的観念の弊害が
イノベーションを阻害し、日本企業を停滞させている。
なによりオッサンの人間的成長を阻害している。

この本に書かれていることは、
耳の痛いことばかりだが、
とっても温かいエールだ。

「年長者を敬う」という道徳的観念は守るべきだと思う。
この観念があるからこそ、人は安心して生きられる。
若い人は、そんなにキツく当たってこない、
と暗黙に思えることは、とっても安心。
年老いても、多少は大切に扱ってもらえる、と思えることは
老後に対する不安も多少和らぐ。

が、一方でその観念が企業の中においても当然のことのように
まかり通っていることが、会社をダメにしてるよね。

自分も、忖度されてるなー、って感じることあるし、
逆に正直に意見言ってくれたり、
アドバイスさせることはありがたい。

組織の成長と老化と同一である。

起業した人は絶対に一流の人。
組織が大きくなるにつれ、徐々に二流、三流の人が増える。
これは仕方がない。そういう分布だから。

特に二流厄介。
二流は一流を嫉妬交じりに疎ましく思う。メンドクサイ。
一方で三流は、一流と二流の区別がつかず、
二流を極めて優秀と錯覚する。
大多数の三流から、二流がリーダーに担がれ、
二流から一流にバトンは渡されない。
そして一流は会社から去っていく。
の図。。

エントロピー増大の法則、だそうだ。
水と熱湯、という明快なキャラクターも、
大多数に交じり合えばキャラは薄まり、ぬるま湯になる。
ぬるま湯になってしまったら、水と熱湯に戻すことはできない。

 

さて、時代変化により、
企業内では、年長者が持つ経験知データベースとしての
価値が低下し、年長者を敬うことに対する
「合理的な理由」が低下しつつある。確かに。

オッサン、今が踏ん張りどころである。

オッサンはマジ頑張らなきゃいけない①
サーバントリーダーシップ」。
オッサンが頑張るひとつの糸口。
支配ではなく、支援。

イノベーションには、バカと大物が必要。
とんでもないことを考えるバカ(若手)と、
それを知恵で支援するリーダー。

オッサンはマジ頑張らなきゃいけない②
若手を成長させる役割。

若手が成長するのは7:2:1の法則

7=業務経験による成長
2=ロールモデル、師匠からのアドバイスや模倣
1=能力開発

つまり、7割を占める「良い業務経験を積ませる」ためには、
リーダーのアサインと役割設定にかかっている

 

オッサンはマジ頑張らなきゃいけない③
学び続ける。「学習とは、自分が変化することだ」

特にまだ頑張って伸ばせるのは「結晶性知能」。

いわゆる思考力、記憶力である
流動性知能は20歳がピーク。

一方で、経験知、判断力といった
結晶性知能は60歳がピーク
これ頑張る=教養。

オッサンはマジ頑張らなきゃいけない④
チャレンジする。

チャレンジ=ストレスがかかった状態に身を置く。
自分が有するスキル以上のチャレンジ。

何かにチャレンジするには、今までの何かを止めなければいけない。
ここ重要。

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