読書記:人生戦略会議著「35歳からのリアル」

本屋で立ち読みしてて、そのまま軽く立ち読みで読破しようかと思ったが、なんか自分の棚卸しになるかも、と思ってそのまま購入。
35歳は人生の曲がり角という前提のもと、この先の将来設計に資する情報が過不足なく書かれている。
とても便利な本だった。
以前読んだビジョナリーカンパニー2に書かれていた、
「自分が置かれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければならない」というフレーズがよみがえる。
この本を読むことは、仕事、家庭、生活、お金についての、いま現在のバランスシートを自分自身で見つめ直す行為だった。
【冷静に厳しい現実を見つめ直すと。。。】
・年収は、いまの会社に居る限り、右肩上がりはいずれ幻想となるに違いない。
・自分にとっての仕事は、自分の能力を発揮し存在意義を実感できる「自己実現」の場である。
・自己実現をいま以上達成するために、海外勤務、転勤という選択肢があるが、家庭、生活を踏まえるとその選択肢はとるべきではないと考えている。
・しかし、人に喜ばれたい、人に貢献したいという仕事を通じた価値は、いまの仕事では達成できていない。
・親の老後の面倒を、誰がどう見るか、をあらためて考え直さねばならない。
・嫁と将来を語ること、及び基本的なコミュニケーションが圧倒的に不足している。
・仮にいまの会社が存続し、想定内の年収伸び悩みで収まるならば、老後までの資金は困らない。
・リスクをとって新たなチャレンジをする、という選択をいつも考えているが、「それは何歳で?」という視点をもっとロングスパンで考えてもよい。なりたい自分に、「何歳でなるか?」を考えなおすべき。

35歳からのリアル
WAVE出版
人生戦略会議
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