多湖輝著「『ひとりっ子長男』はこう育てる」

うちは子供が息子一人だから、
嫁さん側のジジババはもっと孫が欲しいと思ってるだろうなあ、とか、
そもそも息子本人が兄弟を欲しがってるのかなあ、とか
いろいろ引け目に思うことがある。
ましてや自分自身も正直女の子も欲しいなあ、とか思うこともあった。
でも今は、親として一人息子に100%の愛情を注げる喜びを感じているし、
一人息子だからこそ楽しめること、経験できることもあるし、
兄弟が居ないからこそ、いつも親と一緒に遊んでいられるし。
うちの家族のバランスとしては今が一番良いんだろうと思う。
うちは嫁さんがしっかりしてるし、いろいろ考えて頑張ってくれてるから
母親役はもちろん父親役もこなしてくれているんだろうなあ。
だから父親である自分と息子の関係は、今は「友達」かなあ。
息子もその程度にしか思っていないかもしれない。分からん。
でもこの本読んで、ちょっとは父親らしくしないと、、、と反省。
息子の周りに意外と「大人の男性」っていないものだからね。
父親として喜怒哀楽をはっきりさせて、裏表をなくしてあげれば、
息子も顔色を伺うことなく自分の気持ちを素直に表現できるように育つ、とか。
まあ、何かを伝えるとか教えるとかじゃなく、
身近にいる貴重な大人の男性として、生きている姿を見せていければいいんやろうと思うわ。
のびのび、他の子と比較されることなく、ごまかさず、愛情を独り占めできて、、、
と、一人っ子のメリットって考えればたくさんあるしね。