トヨタに関わる仕事をしているので、
この本に書かれていることは、
実践できているかは別にして、心がけていることは多いと感じた。
これ、普通でしょ、って思ったり。
そういう意味ではありがたい環境で働けているなあ、と。
自工程完結の嬉しさは、
・生産性が上がり
・モチベーションが上がり
・結果が出て(品質が上がる)
・仕事がラクになる
いいことばっかりじゃん!
可視化すべきことは、
・仕事のプロセス
・判断基準
・必要なもの(ヒト、モノ、カネ、情報)
この3つのを可視化して、確実に結果が出る状態にすること。
つまり、再現性を高めること。
再現性を高める、とは、どんな形であれ、マニュアル化すること。
とかく「マニュアル」という言葉にネガな風潮があるけど、
マニュアルが素晴らしいのなら、むしろマニュアル人間の方がよい。
「マニュアル人間が悪い」と感じるなら、
人間が悪いのではなく、そのマニュアルが悪いのだ。
なるほど。
マニュアル否定派が、「だって日々違う仕事をしているから!」と
反論するものなら、
「ではその違いを洗い出してみろ!」と。
きっと共通する部分があるはず。
スタッフ部署における「品質」とは、イコール、「意思決定」。である。
つまり、「自工程完結」、イコール、「意思決定の精度を高めること」。
不可解なことにも、必ず原因の理屈がある。
一生懸命やったのなら、必ず結果に繋がらないといけない。
結果に繋がらなかったのなら、何かやり方が悪い。
チームワークとは、助け合うことではなく、
「周りのみんなの努力を無駄にしない」、と思うこと。
努力を無駄にしないためにも、やり方を可視化する。
お客様の声を聞かねば、カイゼンは無い。声を聞こう。