森岡毅/今西聖貴著「確率思考の戦略論」

やっとこの本読めた。

全力で合理的に判断できる枠組みを作り、
全力で情熱をもって推進する。
左脳と右脳の超高次元の融合こそ
ビジネスの成果につながる。

 

サイコパス。

仕事っぷりが目立ってデキる人は、まさにサイコパス。
僕の周囲の人を見てても、そう。
この森岡さんもサイコパス性がプンプン香る。
目的に対して、しがらみや他人の目や感情に左右されず、
自分が正しいと思う意思決定や行動を迷いなくとれる。

例えば、出世のためなら臆することなく
周囲を気にせず上司に擦り寄れることも
ものすごい才能だ。

自分にはサイコパス性がゼロなので、
なかなか現代のビジネス世界では生かすのが難しいが、
「協調性」を武器に戦っていくしかない。

 

逆算の戦略ストーリー。

集客目標200万人のためには、
全国認知90%が必要と試算されたが、
テレビCMだけでは無理。
メディアのPRを借りねばならないと判断し、
ベースとなるメディアの関心を作ることが必要と考えた。

メディアが関心を寄せるのは大企業か成長企業。
USJは大企業ではないが成長企業。
まずはその認識を徹底するために、
「本を書いてベストセラーになる」という作戦に出た。
メディアはベストセラーを必ずチェックするからだ。
そして「USJはなぜ逆向きのジェットコースターを・・・」を執筆し、
見事作戦が成功した。

この逆算の戦略ストーリー(シンプルさこそ戦略のキモ)と
本を書くというアイデアと実行力、すごい。

で、プレファレンス。

市場構造を形作っている本質は、「プレファレンス」である。
プレファレンスとは、
消費者の、そのブランドに対する好意度(好み)であり、
ブランドエクイティ、価格、商品力
の3つにより決定される。

その本質は、どの商品カテゴリーにも当てはまる。
シェア=プレファレンスを可視化したもの、
と言い換えても良い。

ここまでは認識できていたが、目から鱗だったのは、
そのプレファレンスによって、
その商品が選ばれる「確率」が決まる、
という確率の話と置いていること。

マーケティング
=プレファレンスを高めること
=「購入確率」を高めること。

買っても良い、と思う幾つかの候補
=エボークドセット(ショッピングカート)
その中から、プレファレンスの高さによって
定まる確率で、ランダムに選んでいる。

缶ビールを選ぶ体験例で説明しているが、
エボークドセットの中からランダムに選ぶ、
という感覚は車には当てはまらないな。

そして、戦略の本質。

プレファレンスで、最大ポテンシャルが決まる。
そして、
認知(分母)と配荷(手に取れる環境)、
で最大ポテンシャルが制限されて、
ビジネスの結果が決まる。

突き詰めると、経営資源の配分先は、
プレファレンス、認知、配荷
の3つに集約される。

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