グロービス:リーダーシップと人材マネジメント基礎day1

グロービス3科目め。day1は東京にて振替受講。
講師の方が「ヒト」という資源の重要性を強く認識した経緯として、
『いくら戦略が良くても実行できなければ成果につながらない。実行とはつまり組織マネジメントであり、ヒトの問題であった』とおっしゃっていた。
自分も最近強く思っていることとして、「プロモーション」の限界を感じている。
マーケティング全体におけるプロモーションの影響度が低下していると感じているのがその理由だ。(少なくとも自分の置かれている環境において)
一方で、「ヒト」の重要性を身にしみている。
ヒトとヒトのコミュニケーションは反応も即時的だからスリリング、ダイナミック。
①リーダーに必要な要素を3階層の枠組みに分類
・ビジョン
・行動(後天的な外的スキル)
・特性(先天的で内的なパーソナリティ)
②その中で行動はさらに3分類
SEE(観察、広い視野)→THINK(思考力、決断力)→ACT(自己実行、他者巻き込み)
つまり、インプット→情報加工→アウトプット
③やり方×やる気=成果
ここで重要だと感じたのは、「やり方」=外的要因を踏まえた取るべき行動(つまりマーケティング)。
人材マネジメントも環境分析に始まる。
④リーダーはビジョンが重要。ビジョンを持っていても口に出していないなら、ビジョンが無いと同じ。
⑤エンパワーメントは万能ではない。同じリーダーでも部下(内部環境)、仕事・市場(外部環境)により、リーダーの振る舞いは変化すべき。
⑥エンパワーメントには必要不可欠なプロセスがある。
・目的・ビジョンの共有
・対象者の把握、アサインメント
・コーチング・動機付け
・支援
・(常に)双方向のコミュニケーション、自立性
⑦尊敬できるリーダー
まず思い浮かんだのは落合博満。
・シンプルで明快なビジョン(現有戦力10%底上げ!)
・一貫性、長期的視点(目先の勝敗に一喜一憂しない)
・部下のせいにしない、個人批判しない
・責任をもつ、大事なところは自分で行く