読書記:渡邉美樹著「もう、国には頼らない。」

純粋な和民ファンの僕は、
この方の、お客様志向や市場原則のポリシーにはいつも共感する。
利益の先にある、「より良い社会」を目指しているところも。
一方で、自分の会社、そしてそこで働く自分にとっての仕事の意味ってなんなんやろ、といつも疑問に感じてしまい、悩む。
親会社の経済活動をになっていると割り切るのか、一般の広告会社としてコミュニケーションのスペシャリストたるべきなのか。後者だとしたら、その社会的な存在意義は何?
せめて、自分の中でははっきり定義したい頃だ。
この本は、「お役所」の既得権益保護体質、そして顧客である市民を見ていない非経済的な活動が、いかに日本の社会に歪みをもたらしているかが書かれている。
そして著者自身が教育・医療・介護・農業という「お役所」に守られている業界において、営利企業として利益を追求しながらより良い社会を作り上げることを目指しているプロセスが書かれている。
印象に残ったのは、本著の基本的メッセージである、「お客様第一」の視点。
それがサービスの質向上につながり、よい意味での競争を促進し、お客様側がサービスを選ぶ側に立てる、つまり健全な自由競争の世界。
そうした中で「お役所」が行うべきは、
自由競争を成立させる最低限のルールを作り違反した者を厳しく罰すること、そして社会的最低限のセーフティネットを構築すること、その2点であると言いきっている。
今のお役所は成長を促進させることにおカネを使わず、既得権益を守ることにしか考えていない。
しかししかし、今の自分の立場は私企業の会社員とはいえ、広告業界は既成ルールで守られた業界だ。
著者のような方に責められる側だ。
本当に本当に大きく舵をとらねばならない。

ユーザレビュー:
国に頼らないというか …
昔から好きだが・・・ …
一度首相をやって欲し …
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