CR-Zに試乗。格好良い!

昼から雨も止んだので、HONDAのお店にCR-Zに試乗に行く。今日から店頭試乗会みたいで。
息子に、「HONDAに行こうか!」と誘ったら、「3号に乗ろう、3号に!」ってびっくり。
自分は何も教えていないのに、CR-Zが「ホンダグリーンマシーン3号」であることを知っているではないか!
確かにCR-ZのテレビCMはキレイに映ってて印象的。商品力のあるクルマに余計な演出やストーリーは不要。
そのぶん素直でシンプルな思考回路の子供には、記憶に残りやすい。。。のだろう。
っていうか、子供目線じゃなくても、この時代のテレビCMに変なギミックは不要!
さて、お店に着くとCR-Z目当てのお客さんが4組。もっと混んでるかと思ったら、そうでもなかった。
去年のインサイトの時はかなりの順番待ちだったけど、
今日は「桜茶と三色団子」をいただいてる間に、10分くらい待ってれば乗れた。
決算前の忙しい時期に冷やかし客に対応していただいて申し訳ない。。。
でCR-Zは、、、外観が普通に格好いいんだ。
いかにもCR-X復刻版ですって面してるんだけど、未来感も感じさせてるし。すごく格好いいと思った。
「走る棺桶」が立派になって帰ってきました。ちゃんとクルマに厚みがある。
中に乗り込むと、そんなにスポーツカー的な包み込まれる感はなく、インサイトと印象はあんま変わらない。
後ろはクーペだから仕方ない。。。5歳の息子にぴったりサイズ。
後席の窓も手のひらサイズだから、風景を見るのが唯一の楽しみである息子にとっては、10分そこらの試乗は退屈だったかも。
いつも思うのだが、
自分は「試乗をしないとクルマは分からない!」っていうメッセージを届ける仕事をしてるんだけど、10分そこらの試乗じゃ、あんまり分からんわな。
と言いつつも、感じたことは、、、とても楽しいクルマな気がする。
すべてにおいて、「ハイブリッドの割には」という枕詞がつくのかもしれないが、
出足の加速は力強いし、足回りはしっとり固め系で剛性感もあって。
ハイブリッド車=乗り味もハンドリングも軽い、という印象があるけど、この車はそんなことない。
「スポーツカーにモーターが積まれた」ではなく、あくまで「スポーティなハイブリッド車」という存在であれば、とても魅力的な車だと思う。
CR-Xの復刻版的な見せ方もその当時の世代をくすぐるから、マーケティング的にうまくやってる。
それに加えてmixiを活用して、ハイブリッドから入ってくる新規層もつかんでるし。
目立って売れるクルマじゃないと思うが、ルックスはもちろん、「ポジショニング」が格好良いクルマだと思う。
ホンダは、素晴らしい。