伊賀泰代著「採用基準」

さすが、ちきりん!?
過不足なく究極に理解しやすい文章。
またかって買ってしまった、啓発系ビジネス書。
ビジネス書を読むと、あー、あの時あーしとけば良かった。。と過去を振り返ることが多い。
もうどうしようもない過去のことを考えても仕方なく、
この先どうしようか、だけにフォーカスした読み方をすべきなんだけどね。
はい。
この本はリーダーシップのお話。
日本社会の問題はリーダーシップある人材が少ないことだけでなく、リーダーシップの重要性に対する認識自体が欠如していること。
また、ごく一部のカリスマリーダーの登場が必要なのではなく、日本には一人ひとりのリーダーシップの総量が足りない、と訴える。
なるほどね。
そうなっちゃった理由。
日本の企業社会では「成果が最優先されない」場合が多いから。
楽しければ良い、仲良くやっているれれば良い、なら調整役とまとめ役がいればよい。
成果目標がある場合は、目標達成のためのプロセスが必要。そこには複数人が目標に向かって動くためのリーダーシップが必要。
同じマンション自治会の夏祭りでも、楽しむだけが目的ならば適当にやれば良いが、収益最大化といった目標設定があるならばリーダーシップが必要。それと一緒。
リーダーとは、「和を尊ぶ人ではなく、成果を出す人。」
落合監督である。やっぱり。
きっと周りの人にとっては仕事しづらい人だ。誰もが認める優れた人で、でもやりづらい人、面倒な人、こそがリーダーだ。きっと坂本龍馬も織田信長もそうなんだろう。
命のかかった救命ボートの漕ぎ手を選ぶ。
生き残るという究極の成果目標がある時、この人について行くと選ばれるのがリーダー。
いつも楽しく仕事ができるとか、お願いしたことをソツなくこなす、とかいう基準では全くない。
リーダーシップは全員に必要。
役職は関係ない。マネージャーでもない、雑用係や調整役でもない。
成果目標のためなら他部署の判断に口を出すし、会議内で上司の顔がつぶれる行為をすることも辞さない感じ。
リーダーがすべきこと4つ。
・目標を掲げる
・先頭に立つ
・決める
・伝える。
特に「決める」こと。「リスクをとる。責任を負う。」こと。
決断後の問題噴出は想定内。決めないと問題が出てこないから。
落合さんも、私の仕事は選手の首を切ること、と言っていた。
また落合さんかよ、自分。

採用基準
ダイヤモンド社
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