岡本欣也著「売り言葉」と「買い言葉」~心を動かすコピーの発想~

オカキンさんの本。
言葉に対する愛情を感じる。あったかい読後感。
売り手目線で、企業、商品の言いたいことを表現する「売り言葉」と、
受け手目線で、共感につなげる「買い言葉」。
視点の軸足をどっちに置くか。うまいこと言いますね。
ど真ん中の価値を探す
本質は、いつだって新しい。ど真ん中の価値はぶれない。
いつだって、普遍的な強さを持って、時代さえも内包する力がある。
自分にしつこく取材する
たとえ化粧品の広告を考えるにも、男にも共通の、人に良い印象を与えたいという普遍的な願望はある。
そこに本質がある。
コピーは100案
深く掘ることが必要。ただし、深く掘るためには広く掘らねばならない。
日本人は人を褒めるのが苦手だけど、褒めよう
相手をじっくり研究し、好きになり、相手の立場に立って、相手をくすぐる言葉をかける。
これって、コピーそのもの。