テンカラを始めてから3シーズン目が終了した。
今年は、しっかりと釣れる川を選んで足を運んだのと、
べったり鬼塾でしっかり教わったこともあり、
なかなか成長したシーズン。
あー、楽しかった!
今までは、
どこで釣れるか、どうすれば釣れるか、
ということに頭を使っていたけど、
少し余裕が出てきたので、
ようやく道具にまで目がいくようになった。
で、当たり前だけど、竿って重要!
ってことが分かった。(←いまさら)
なので、これからテンカラを始める人が、
竿選びの参考になりそうなことを
メモ程度にまとめてみる。
いきなり結論だけれど、
以下の判断材料の順序で竿選びを考えれば良いと思う。
①金額
②重さ
③先調子/胴調子
④長さ
まず、最初の1本は、
「とりあえず安けりゃいい」と思う。
数千円のもので全然良い。
結局テンカラは、毛鉤を届けたいところに届ければ良いわけで、
どれだけ安い竿でも、最低限それは出来る。
そして、なぜ最初は安い竿が良いかというと、
理由は2つある。
1つめ、
安い竿を買えば、
「ほんとにこの竿を選んで良かったのか?」
「折れたらイヤだなあ・・・」
などと、余計なことを考えずに済むから。
その分、
「どこに魚がいるだろうか」
「思うどおりのところに毛鉤を運ぶには?」
と、本来、釣るために考えるべきことを考える余裕ができる。
それが大事。
2つめ、
安い竿は折れやすいから。
折れやすいってダメじゃん!って思うけど、
早いうちに、安い竿で、竿を折る経験をしたほうが良いと思う。
「どういう扱いをすると竿は折れるのか」
「根がかりした時や合わせの時、どれだけ強く引くと竿は折れるのか」
の限界点を知っておくことが大事。
しかも安い竿だから、
その限界点は高価な竿よりも圧倒的に低い。
だから、次に使う竿を
自然に優しく扱えるようになる。
余計にいずれ購入することになるであろう
高価な竿を折る確率が限りなく低くなる。
ちなみに自分が一番最初に買ったのは、
「フィッシングイシグロ」で
一番安く売っていた、これ。
5,000円くらい。
根がかりで強く引っ張ったら
折れたことが2回あるけど、
イシグロで1回800円くらいで
パーツ交換してもらって、いまだに健在。
むしろ、ずっとこれで十分。
2本目は、どのように考えて買えばよいか、はまた次回。
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