祖母の死

2009年12月26日、祖母さんが亡くなった。
ここ何十年、いずれは訪れると分かっていながら、一番来てほしくない日が訪れた。
もって年内、と言われていたので、その通りの結果。
覚悟はしていたから冷静に受け止めることができたが、さすがに納棺や火葬の際は胸が熱くなってしまった。
お婆さんは家族の中心だった。
誰に対しても明るく元気に振るまい、孫に対して無償の愛を注いでくれた。
僕が社会人になっても、毎朝の出勤のときには見えなくなるまで手を振り続けてくれた。
その当時は嫌で嫌で仕方なかったが、いま思うと、あんな人なかなかいない。
祖父さんが亡くなってちょうど20年。長生きしてくれた。
お疲れ様、ありがとう。お婆さんの姿、そして生き方をずっと忘れません。