読書記:林成之著「脳に悪い7つの習慣」

要は「気の持ちよう」。
ということを、脳医学者である著者が、脳科学を根拠に丁寧に書いている。
救命救急の陣頭指揮や、メンタルコーチングの立場でオリンピック競泳日本代表に貢献したりと、
現場で実際に起きたことをベースに具体的な例で書いてあって、結構読んでてのめり込んだ。
基本的な脳の仕組みとして、
脳は、入ってきた情報を理解したり記憶したりする回路の手前で、
まずはその情報に対して、
好き嫌いといった「気持ち」や「感情」のレッテルを貼るようにできているそうだ。
第一印象が大切、人は先入観や色眼鏡で判断される、人は見た目が9割などなど、
分かっちゃいるけど、ってことが、「脳の仕組みレベル」でそうなっているんだ、ということ。
つまり脳の働きを良くするには、自分の脳が情報に対するネガティブなレッテルを貼らないようにする、ってこと。
・笑顔でいる。
・物事に対する前向きな興味をもつ
・立場を捨てて他人の意見に耳を傾ける
・リズムを意識して生活している
・感情を込めて話をする
・人をうれしそうに褒める(人を褒めると脳が喜ぶ)
・だいたい出来た、もうすぐ終わり、と思ったら脳の働きも終わる。
・しゃべる。しゃべると脳は働く。

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